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知られざる秘境・鳥取県

鳥取県

本当に恥ずかしい話だが、私は以前、地図上で鳥取県と島根県の区別がつかなかった。漢字もどことなく似ているし、地図上の形も横に細長く、左右でどっちがどっちだか分からなくなってしまうのだ。

現在の仕事柄今はちゃんと判別がつくものの、若かりし頃の自分にとって鳥取はそれほど印象の薄い県だった。

実はこの印象、なにも私だけではないようである。首都圏をはじめとした14都道府県在住者に行った5400人調査(平成30年度鳥取県に関するイメージ調査/鳥取県)の鳥取県のイメージは、「田舎」「のんびり」そして「地味」がトップ3になっている。

また、県民性が書かれた本にも「引っ込み思案」「消極的」「お人よし」「競争心がないから弱気」など、「おとなしい」県民性と描かれていることが多い。やはり地味な印象だ。

 

しかし、そんな鳥取県が今、インバウンドで盛り上がっているのをご存知だろうか。外国人の視点で日本の情報を発信する「ガイジンポット(GaijinPot)」上で発表された「2019年外国人が訪れるべき日本の観光地ランキング」で、鳥取県は1位に輝いた。

楽天トラベルが発表した「2018年 訪日旅行人気上昇都道府県ランキング」(前年同期比の伸び率が高い順に順位決定)でも、1位は鳥取県。

 

先日、この人気の背景がうかがえるある光景を空港で目にした。

鳥取空港で外国人観光客が熱心に写真を撮っていた。その先にあったのは、国民的人気キャラクターであるコナンくんだったのだ。

実は、鳥取空港は「鳥取砂丘コナン空港」という愛称がついている。作者・青山剛昌さんが鳥取出身であることにちなんで名付けられた。加えて、県内にもう一つ存在する米子空港も、「米子鬼太郎空港」と呼ばれる。やはり作者の水木しげるさんは鳥取出身。それぞれの出身地である東伯郡北栄町、境港市は両氏の作品を大々的に打ち出して町おこしを行っている。

Cool Japanの代表例である漫画。しかも「ゲゲゲの鬼太郎」も「名探偵コナン」も超人気の作品だ。外国人観光客にとっても、さぞ魅力的に映るだろう。

 

また、自然環境に恵まれている鳥取は観光資源も豊富だ。東に鳥取砂丘、西に大山や海沿いに広がる皆生温泉があるほか、京都府の京丹後市~兵庫県、鳥取県鳥取市までの海岸は「ユネスコ世界ジオパーク 山陰海岸ジオパーク」に認定されているなど、他県にはない自然美を誇る。

残念ながら私自身は鳥取砂丘に行ったことがないないのだが、妻がその美しさと迫力を絶賛していた。日本であんな景観と出会えることはない、と力説していた。(なお、妻はかつて旅行会社に勤めていたため様々な観光地を訪れている。それと比較して、なのでこの話は信ぴょう性が高いのではないだろうか。)

 

日本国内では地味な印象が強い鳥取だが、蓋をあけてみればこんなに魅力が詰まっている。それに一足早く気がついたのは外国人観光客だった。もしかすると、出会った外国人観光客から鳥取県の魅力を聞く…なんてことが起こるのかもしれない。

「半蔵(日本)紀行」と銘打ってこんな文章を書いているが、日本を語るにはまだまだ足を伸ばして見聞きするべきものがたくさんある、ということだろう。今すぐにでも鳥取砂丘に飛びたくなってきたので、今回はこの辺で結びたいと思う。

 

次回は北海道<函館編>だ。

2019年101

武元康明

半蔵が食べた鳥取県のうなぎ屋

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