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半蔵うなぎ街道

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半蔵が持ち帰ったうなぎ屋の箸袋は、本日現在102軒です

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東京都
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  • 神田きくかわ 日比谷店
    東京都/東京都千代田区(帝国劇場地下)
    神田本店1947年 創業
  • 神田きくかわ 上野毛店
    東京都/世田谷区
    神田本店 1947年 創業
  • 宇な米
    東京都/新宿区
    1920年前後 創業
  • 亀とみ
    東京都/中央区日本橋室町
    1884年 創業
  • わたべ
    東京都/文京区
    1947年 創業
  • いちのや西麻布店
    東京都/港区
    2004年前後 創業
  • 松川 東急プラザ店
    東京都/渋谷区
    2019年出店 創業
  • 花菱
    東京都/渋谷区
    1930年以前 創業
  • 四季の詩
    東京都/多摩市
    2004年前後 創業
  • ての字
    東京都/千代田区
    1827年 創業
  • 三代目 むら上
    東京都/品川区
    1947年 創業
  • 松川
    東京都/渋谷区
    1951年 創業

*創業年は店舗ホームページや店主・従業員に確認した情報を基に、西暦表示しています。

東京都の県民性

東京都 都民意識は強いのに、東京好きは少ない?

国立社会保障・人口問題研究所が5年ごとに行っている人口移動調査(第8回2016年)では、東京都民の45%が地方出身者だった。つまり、東京で東京生まれ、東京育ちの人は人口の半分強くらいの割合ということになる。

このうち先祖代々東京(江戸)という人口はさらに減ると思うが、東京人の気質を考えていくうえで、まず押さえておきたいのが「江戸っ子気質」だろう。徳川家康は江戸に幕府を構えるにあたり、三河や駿河から家臣を、伊勢や近江から商人を招くなどして都市づくりを行い、都市ができていった。

「三代続けば江戸っ子」とされる、真の江戸っ子が出てくるのは、江戸中期頃。多くは商人や職人で、幕府の御用商人になるためには敏捷で頭の回転が速い者が成功するため「気が短い」、目的のためにお金を湯水のように使うため「宵越しの金はもたない」、武士階級の影響から「義理人情に厚い」といった気質が「江戸っ子気質」とされうようになったようだ。(祖父江孝男『県民性の人間学』ちくま文庫)。

明治、大正、昭和と東京への人口流入は増え続け、令和になった。コロナ禍で東京から地方に移住する人が多少増えたとはいえ、国土交通省が昨年11月に東京一極集中の是正方策を打ち出したり、内閣府地方創生推進事務局が東京にある企業の本社移転の税制の優遇処置を定めたりするなど、国も東京の人口過多に歯止めをかけようとしている。

そんななか、よく言われる東京の人口の約半分を占める「他県出身東京人」は、「上昇志向が強い」「新しいもの好き」「日本古来の考え方や風習に違和感がある」といった感覚を持つ人たちが集まることから、「プライドが高い」「個人意識が強い」「冷たい」都民が多いと表現されることもある。

確かに、その傾向はNHK放送文化研究所の全国県民意識調査(1996年)でも見てとれる。「都民という気持ち」のある人は73%と全国平均より高く、「便利な交通網」「情報が豊富で早く手に入る」「物の種類が多くて手に入りやすい」「一流の文化や芸術に触れる機会が多い」「他人に干渉されずに自由に暮らせる」「仕事や学習の機会が多い」などを魅力としてあげた人が多い。一方で、「住みよい」とか「東京が好き」とか「地元の祭りや行事に参加したい」という人が少ないのだ。

とはいえ、「身勝手な人ところが多く他人に冷たい」と「人がよく、世話好きで、気前がよい」がともに約半数という結果もあるため、「いろんな個性が集まっている」と考えるのが妥当なのだろう。

ところで、上京するなら、どの地域に住むのが正解なのだろうか。「東京は、皇居を中心に『の』の字の地形で身分の高い人が住んでいる地域から庶民が住む地域になっている。だから『の』の字の最後のほうにあたる東京の東側に下町がある」という話を文化人類学の視点から聞いたことがある。

確かに近代は地盤の問題や工業地帯の有無、鉄道会社による高級住宅街づくりなどの理由で、明治以降、東京は西高東低の地価になっていったようだ。東京都公文書館のホームページの「大東京35区物語~15区から23区へ~東京23区の歴史」でも、1878(明治11)年に郡区町村編成法で現在の千代田区、中央区、港区、新宿区の一部、文京区、台東区、墨田区の一部、江東区の一部に15区(麹町、神田、日本橋、京橋、芝、麻布、赤坂、四谷、牛込、小石川、本郷、下谷、浅草、本所、深川)ができたことが元になり、現在の23区も正式に書くときには千代田区を中心に時計回りの順番で書かなければいけないとあるから、「皇居を中心に『の』の字」の説は間違っていないようだ。

『県民性がわかる!おもしろ歴史雑学』(三笠書房)によると、江戸時代にすでに武士階級は都心の緑の多い高台(山手)、町人は台地の下、低地で緑の少ないところ(下町)に住み、現在の世田谷や杉並方面は田園地帯で在方(田舎)と呼ばれ、東京は3つのエリアに分かれていたそうだ。江戸時代から連綿と受け継がれてきた山手気質は江戸時代から受け継がれた支配者層としてのエリート意識があり、プライドは高いが自慢することはなく、品がいい。一方、下町気質は、武士階級に抑えられてきた被支配者層が抱く反骨精神がベースにあり、世話焼きなおせっかいとのこと。

居住地を決めるときに、人はなりたい自分や居心地の良さで地域を選ぶことも多いだろうから、いろいろな考え方の人が集まる東京人と付き合う際には、その人の住んでいる地域で「下町気質」なのか「山手気質」なのかを見極めてみるのも、一つの手かもしれない。

2021年3月26日

武元 康明

  • 神田きくかわ 日比谷店
  • 神田きくかわ 上野毛店
  • 宇な米
  • 亀とみ
  • わたべ
  • いちのや西麻布店
  • 松川 東急プラザ店
  • 花菱
  • 四季の詩
  • ての字
  • 三代目 むら上
  • 松川